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「わけもなく泣ける」
って言うと、
どっかの小説みたいで何かキモチワルイですが
でも、
本当にそういう時ってないですか。
本当に、
何故、ここで今?というとき
急に涙が出て止まらなくなること
私はあります。
数年前、
出勤中に、
ハイロウズの「日曜日よりの使者」を聴いていて
突然号泣したことがあります。
ご存知の通り、
あの歌は
別に泣ける歌というわけではありません。
励ましソングでも恨み歌でもなんでもないのに
そのとき私は
「わけもなく」涙が出て
止まりませんでした。
そんで昨日も
またその現象があって、
とってもほのぼの~した漫画を読んでて
特に盛り上がっているのでも何でもない場面で
突然涙が出て
びっくりしました。
悲しいのとか
つらいのとか
嬉しいのとか
そういう感情は全くなくて
意味がわかりませんでした。
ただ、
「日曜日よりの使者」の歌が、
とっても暖かくて幸せそうで、
その漫画の雰囲気が
とても幸せそうで
でも
それらの世界観の幸せは
とても小さく儚いもので
ただ
それさえも私には手に入れられないのかと
思ったのは確かでした。
諦めることを、
「えらい」
と言われた。
粘り続けることも、
えらいとは思うし、
かっこいいとも思う。
ただ、
最善の選択は
いつもいつも粘ることではなく、
諦める
という時も
あるのかもしれないと思った。
粘ることには
それ相応の根性とかやる気とか
いろんなものが必要であると同時に、
諦めることにも
勇気とかプライドとか
それ相応の
誰にでもできることじゃないものが
必要なのだと思った。
逃げたわけではなく、
その選択に進んだだけだと
その道が必要なこともあるのだと
教えてもらった。
「それでもいいじゃない。そういう時もあるよ」
「仕方ないよ」
そういう言葉が横行する中、
その人の言葉は
とても新鮮だった。
進む道は全て、
平行な選択肢。