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    王立新喜劇レポ

    とにかく、

    幕間の

    後藤ひろひとさんの

    トーク?が面白い。



    「東京の人から言わせれば、

    大阪人というのは、

    大きくわけて、

    3つの特徴があるといいます。

    それはさておき、ようこそお越しくださいました」



    って、

    冒頭からスカシかい!


    さすが後藤さんだ。


    一昨日・昨日に引き続き
    体調は若干微妙だったけど、
    崇拝する後藤ひろひとさん作の舞台を
    観劇して参りました。



    この舞台を観に行くんですよ~と
    いつもお世話になっている放送作家の先生に話したら、

    「後藤くんとはねぇ、
    昔、
    クイズ番組をやったことがあるんだけど、

    とにかくクイズの司会がうまかったんだよね~

    クイズ番組の司会って、
    すごく難しいんだよ?

    本当に驚いたよ~」


    と。

    舞台脚本家なのに、

    司会や役者もサラリとこなす、
    本当に多才な方です。


    「新しい・劇、をやりたいなと言ったところ、

    え~、こういうことになっているわけですが

    大企業とイチ個人との間に生まれたズレによって、

    今、

    なんばグランド花月に立っているわけです。

    まさか私も、ほんだしの前に立つ日が来るとは

    思ってもみませんでした。」

    (NGKの幕の左下にはでかい「ほんだし」のロゴが入っています)

    なんて、

    芸人並にドカンドカンとお客さんを爆笑させながら、

    3話で構成されたオムニバス形式の「後藤さん流新喜劇」につないでいかれます。



    新喜劇とはいえ、

    完全にあれは、
    後藤さんの舞台、ですね。


    新喜劇的要素はほとんどなく・・・


    まぁ、

    申し訳程度に
    定番ギャグも入っていましたが、

    あのリズム感とかセリフの多さ、緻密さ、
    その中で生まれる笑いや
    すれ違いの笑い、
    キャラクターたちの大幅な出たり引っ込んだりの繰り返し
    すかしの笑い、
    実在する人物を本人役で登場させるなど、

    後藤さんワールドでした。


    ただ、
    最初に幕が開くところは


    「大阪の人に聞いたらだいたいが『ほんわかぱっぱの曲』と言いますが

    あれは別に新喜劇のために作られた曲ではなく、ジャズの一曲なんです」

    の、
    あの新喜劇のOPテーマ曲に載せて
    幕が開くので、

    そこは新喜劇、

    登場人物が出てきたら拍手とか
    (本当は大御所さんとかメイン役者さんのみですけどね、拍手くるのは。)

    そこも新喜劇風だったかな。


    後藤さんは、
    セリフまわしのリズム(間)に非常にこだわる方だと
    以前お聞きしたことがあるのですが、

    だからか、

    普段の新喜劇に出ていらっしゃる役者さんたちは、
    普段のご本人さんたちのリズムとは違った演技の仕方をされていて、

    芸人さん、というよりは、
    舞台役者さん、という雰囲気でした。




    面白いのは面白いのですが、

    楽しい、という評価の方が近い。

    後藤さんらしい、

    観ているとストレスが吹っ飛び、とっても楽しくなる、

    ポップな舞台でした。


    今回も石野真子さん起用ですしね~

    いつ見てもかわいい方ですね~



    DVD発売は決定してるらしく、
    予約受付してましたが、

    あの、
    幕間の後藤さんのトークも
    入るのかしら。


    絶対、
    入れたほうが面白い!




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    罪とか罰とか

    舞台脚本家さんの作品が、

    映画化されるのが増えたのでしょうか。


    まぁ

    今回はご本人が製作されているのですが。


    この
    ケラリーノ・サンドロヴィッチさんの
    緻密なブラックコメディが好きなので

    公開が楽しみです。




    また
    下北沢の舞台小屋で

    小劇団の舞台を観たい。




    ケラリーノ・サンドロヴィッチ作

    「罪とか罰とか」



    今春公開です。


    公式ブログはこちら↓
    http://www.tsumi-batsu.com/



    出演者の

    奥菜恵さん、大倉孝二さんも好きなので、
    楽しみ。




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    20世紀少年 第一章

    赤い半透明の、ガムの内側の包み紙


    それに入る「アタリ」と書かれた紙切れ


    記憶を司る脳の海馬に埋め込まれたその映像を、

    一瞬にして掘り起こされる。


    それは快感という感情に等しい、

    懐かしいという感覚。



    私が天才と思う漫画家、浦沢直樹さん原作の

    『20世紀少年』のすごさというのは、


    その
    ほんの一瞬見せる、
    知る人しか気づかない細かい再現なんだろうと思う。



    60年代~70年代を小学生で過ごした人たちの
    圧倒的支持を受ける漫画、
    『20世紀少年』の映画を
    観にいって参りました。




    この漫画のあらすじを
    簡単に言うと、

    「世界制服を企む敵と主人公が仲間を集めて戦う話」

    です。


    何て定番。
    完全に使い古された設定。


    でもそれを、
    浦沢直樹さんが描くと
    こんなにも魅力的になる。


    物語を考える職業を目指すものとして、
    この作り方は
    とても勉強になる。
    「斬新」とは
    こういうことだと。



    本当に現在30歳~40歳くらいの人が体験した、
    昔懐かしいものが、
    主人公の少年時代のシーンに
    とてもとても細かいところまで
    再現されている。
    ほんの1秒くらいの一瞬に。


    そういや5段階ギアチェンジの自転車は、
    最近の男の子ってもう乗らないのかなぁ。


    私が
    懐かしくて胸がぎゅっとなったシーンも
    いくつかありましたが、

    多分、
    30歳~40歳くらいの、
    ビンゴの時代の方々は、
    こんな気持ちを
    始終されるんでしょうねぇ。


    ちょっとヘンなあだ名は
    子どもならではの発想。
    そんなところも
    ちゃんと描いてあるし、

    そうそう、

    私も
    本当は秘密でも何でもないのに
    秘密基地なんて名前の場所をいろんなところに作っては、
    いろんな私物を持ち込んで

    外界から切り離された場所のような感覚で
    ずっとそこで過ごしていた。

    草で囲って作ったり、

    近くのマンションに忍び込んで、
    くるはずもない敵に備えて
    準備をしていたっけ。


    あれ?
    ケンヂくんたちは
    男の子だけど、

    私がやってたことは彼らと同じだな(笑)



    よげんの書とかも
    考えてた気がする。



    それは
    世の中を知らない子どもだからの発想で、

    想像していたことが
    「実際に起こったらいいのに」なんて言えるのは、
    本当のところ本当に起こったらどうなるか
    全く分からなかったから。

    それが
    現実の話になったら
    どうなるか、

    それを描いたものが、
    この「20世紀少年」。
    子どもの想像力の恐ろしさと
    現実の世知辛さとのコラボレーション。


    でも、
    もちろんそれだけでは終わらないのが、
    浦沢漫画なのですね。




    実はこの「20世紀少年」は
    私はまだ漫画で読んだことがない。


    でも
    浦沢さんの絵を知っているので、
    実写で見ていたら、

    「ああ!浦沢さんが描きそう!」
    というシーンと
    登場人物の表情が
    沢山あった。

    一緒に行った友達も、
    浦沢さんを天才と崇める人間で、
    「描きそう!」なシーンが沢山あったと
    後で盛り上がった。

    映画を見ていると、
    コマ割りが見えるんですよ(笑)。
    ケンヂの眠そうな目とかが、
    オーバーラップするんです。


    だからそれだけ
    俳優陣もすごかった。

    皆すごかったけど、
    本当に、
    唐沢さんはすごい。

    役に無理がない。


    オリエンタルラジオのふたりは
    藤森くんの声を聞くまでわかんなかったけど、
    なかなかいい役だったなー。

    超有名人が
    すごいチョイ役で出てたのも、
    話題作ならではで面白い。



    映画館を出た後、
    一緒に行った友達と、
    第三章まで一緒に観に行くことを
    約束した。




    ところで、
    私が浦沢さんの漫画で一番好きな
    いくつもの賞を取っているすごい漫画でもある
    「Monster」ってのがあります。

    ドイツ在住の日本人天才脳外科医テンマと
    殺人兵器として育てられた少年との話だが、
    これがハリウッドで映画化されることが
    決まっているという。

    実に実に楽しみだ。





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    リトル・チャロをご存知ですか?

    劇作家さんの中では

    後藤ひろひとさんが
    一番好きなんですが


    その次に好きなのが
    わかぎゑふさんです。


    女性だということと、
    関西でご活躍だということ


    それから


    わかぎさんの描かれる世界観が
    好きだということからです。



    「リトル・チャロ」をご存知ですか?


    かわいい子犬の名前です。


    NHKで深夜に放送している、
    英語のアニメです。


    皆まで言わないでも伝わってくる
    せつない気持ちと暖かい世界観


    その物語に
    心臓をゆるく握られた感覚がして


    思わず原作者の名前を探してしまった。


    画面の下に表示された名前は

    「わかぎゑふ」



    納得です。



    とってもわかぎさんらしい、
    この
    うすいベージュのような暖かさ。




    ショート・ストーリーを書くときは、
    こんな世界観が出せたらいいのに、
    と思います。



    ご存知ない方は
    よかったら一度
    ご覧ください。


    テーマは
    「Find your way home to love.」
    あなたは誰のために生きていますか



    純真無垢なチャロの心に
    紙ナイフで刺されたような衝撃を
    感じることができます。



    リトル・チャロ公式HPはこちら





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    スイッチ

    本当は


    こういうのが書きたい。




    鈴木つかささん演出、奈須崇さん脚本の舞台
    『スイッチ』
    が、
    うめだ花月で上演された。


    んで

    知り合いの方に
    誘われたので、行ってきました。



    こういう流れでの話が書きたい、

    私が普段思っている要素の濃い内容で、
    勉強になりました。


    「カンチガイの笑い」

    このタイプの笑いが、
    好きなんです。



    そういうタイプの笑いを主軸に書いたことはありますが、
    いつも何かが足らなくて
    ボツになってしまいます。

    書いていて自分も楽しい、
    この笑い。

    いつか完成した作品が
    書きたいと思う。




    これから
    神保町花月でも上演されるらしいので、
    内容には触れませんが・・・


    あ、
    ヨーロッパ企画のメンバーさんも数人入られているので、
    そこも見ものかも(笑)。




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