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お仕事の話、おいしいものの話、一人用超手抜きレシピなどUPしてます。
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    虫への憧れ

    次に生まれ変わるなら


    虫になりたい。




    落語を書くときに、

    何でそんなに自分が

    「虫(蟲)の話」を書きたいのか


    蟲に拘るのか


    分からないまま、

    ただ、

    蟲の話が書きたくて
    ひたすらプロットを書いている。




    人生とは

    日々生きていれば毎日いろんなことがあって


    蟲の話を書き始めてから今まで

    ほんの2年弱だが

    いろいろあって


    ようやく今、
    蟲に拘る理由が見えた気がした。




    私は、


    生まれ変わったら

    蟲になりたい。



    悲しみとか苦しみとか

    誰かを想う気持ち、


    人間なら抱えてしまう様々な想いを知らず


    蟲だったら

    生き物としての欲だけで


    生きて死ねる



    たとえ、


    人間から見て
    とても短い命でも、

    どんな壮絶な死に方をするとしても



    私はそういう風に

    なりたい。



    きっと、本当は。



    獣だったら


    愛する、

    という感情がきっとあるから


    寂しいという感情もきっとあるから


    獣ではだめだ。



    申し訳ないという気持ちとか、

    自分のせいで
    相手を苦しめているんじゃないかという気持ちとか



    そういう気持ちを
    持たないで済む蟲に





    私は


    生まれ変わったら



    蟲になりたい。
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    分岐点は平行

    諦めることを、

    「えらい」

    と言われた。



    粘り続けることも、
    えらいとは思うし、
    かっこいいとも思う。


    ただ、

    最善の選択は

    いつもいつも粘ることではなく、

    諦める

    という時も
    あるのかもしれないと思った。




    粘ることには
    それ相応の根性とかやる気とか
    いろんなものが必要であると同時に、


    諦めることにも


    勇気とかプライドとか
    それ相応の
    誰にでもできることじゃないものが
    必要なのだと思った。



    逃げたわけではなく、

    その選択に進んだだけだと

    その道が必要なこともあるのだと

    教えてもらった。



    「それでもいいじゃない。そういう時もあるよ」

    「仕方ないよ」


    そういう言葉が横行する中、


    その人の言葉は

    とても新鮮だった。






    進む道は全て、


    平行な選択肢。

    先生は「先生」だし、大人だから平気でしょ?

    子どもの頃、


    大人は

    「大人」という生き物で、

    自分とは違う生物だと
    思っていました。




    親は
    「親」という生き物だし、


    先生は

    「先生」という

    生き物であると。


    自分の中の
    それらのイメージは絶対的であって、

    少しも揺らいではいけないものでした。





    でも、


    現実は
    違っていました。



    どんなに小さな子どもだって、

    明日の行く末に悩んでいるし、


    どんなに「生きること」のベテランになったって、
    それに慣れることはないと。


    むしろ、
    選択肢が増えることで、

    迷いは増えるものだと。





    それに気づいたのは、


    自分にはなれないと思っていた、

    「小学校高学年」という生き物に、
    なった頃くらいか。


    新しいランドセルを背負い、
    必死に自分についてくる「子ども」に
    あの頃の自分を見た時。





    大概の人は、

    遅くても

    そのくらいには気づくだろう。



    前に差し出す指先を落とす場所を

    こんなにためらうのは、


    自分だけではないこと。





    でも、



    多分それに
    気づかないまま、


    言葉とか
    地位とか

    その辺を得た大人もきっといるわけで




    そんな人たちが、

    自分とは違うと思う
    生物を


    自分と同じと気づかないから

    攻撃する。




    『先生は、「先生」だし、大人だから、平気でしょ?』




    バカな子どもは
    そう思っている。




    『先生は「先生」だから、こうあるべきじゃないの』



    バカな大人も
    そう思っている。






    傷つくときは、
    傷つくし、

    辛いことは、
    辛いのに。



    そんな当たり前のこと、

    それを知らない
    人がいる。







    チーズが嫌いだからと
    給食に入っていた小さなチーズを

    必死に皿の横に寄せていた担任を見て、


    先生は、

    人間だと思った。

    私と同じカテゴリーにいるのだ、と。




    その瞬間の衝撃を、

    私は今も覚えている。





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    たまには心を洗いましょう

    先日実家に帰ったとき、

    以前勤めていた職場に伺いました。


    一緒に働いた方々とお話させていただいていると、

    なんだか


    今の
    ギスギスしている自分に気づいて

    ちょっと恥ずかしくなりました。



    ここの人たちのように


    周りのことを考えて
    心広く


    今の私は考えられてないなぁと。




    ここに勤めていたときの私は、

    もっと
    人に対して
    大きくゆったりといれたのではないかと。


    人を憎まないとか、
    思いやるとか
    前向きでいるとか


    そういう澄んだ気持ちが
    減っていたことに
    気づかされました。



    なんだかんだ言っても

    一人で戦わなければならない世界にいると

    どうもそんな気持ちを忘れてしまう。


    たまには
    ここにいた頃のことを思い出して
    お世話になった方々としゃべって


    今後も
    自分を見失わないように
    したいと思いました。



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    イキとはこういうこと

    作家の先生が以前

    おっしゃっていたこと


    多分ここにも書いたと思うけど


    「僕が、芸人にならない理由は、
    ある一瞬、一瞬に
    『あぁ、やっぱり芸人さんには敵わない』と
    思う瞬間があるから」



    おっしゃっていたけれど


    多分ね、

    こういう瞬間を言うんだと思う。



    先日の赤塚不二夫さんの告別式で
    弔辞を読んだタモリさん。


    持っていた紙は
    白紙だったという話。


    思ったまま、
    そのままを言おうと思うなら、
    紙は持ちませんよね。

    あんなに長い弔辞を
    ソラで綺麗にまとめてしゃべった

    それだけですごいことだから。


    でも
    それをあえて
    紙を持った
    そのユーモアと
    人に気付かせないように「人にできないこと」をしちゃうすごさ


    やっぱり
    タモリさんて
    すごいな。


    弔辞の内容も
    本当に素敵でした。

    以下は、
    私がいいなと思った部分の抜粋です。



    『あなたの考えはすべての出来事、
    存在をあるがままに前向きに肯定し、受け入れることです。

    それによって人間は、重苦しい陰の世界から解放され、
    軽やかになり、また、時間は前後関係を断ち放たれて、
    その時、その場が異様に明るく感じられます。

    この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。

    すなわち、「これでいいのだ」と。』


    たった一言、
    それで
    これだけの内容を表現する


    それって
    本当に難しいことですね。
    それを
    人に伝わるように描くということも。


    それを、
    赤塚さんは
    実に軽いタッチでやってのけていたわけです。





    タモリさんの弔辞全文はこちら。





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