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お寺などの歴史的建造物は、
当時の人々の心に触れることができるもの。
ノスタルジックな空間はそこだけが異世界のようで、
街の喧騒がフッと途切れる感覚。
落ちつきます。
南禅寺に折角来たので、
“臨済宗 大本山 南禅寺”を観光して帰ることにしました。
神社・仏閣は大好きな空間。
初詣など以外では最近久しく観光していなかったので、
ワクワクで広い境内を散策しました。
南禅寺は、
正応4年(1291)、亀山上皇が離宮を大明国師に与えて禅寺に改めたのが起こりです。
皇室の発願になる禅寺としては日本で最初のものらしいです。
本尊は釈迦如来。
京都五山の上位で、別格の扱いのお寺らしく、日本の禅寺の中で最も高い格式だそうです。
境内内の建造物でかなり有名なのは
三門、水路閣(疎水)、方丈庭園です。
方丈庭園は別名「虎の子渡し」とも言って、
小堀遠州作の枯山水庭園。
枯山水はめっちゃ好きなんで観たかったのですが、
母の体がそこまで持たないっぽかったので、
断念。
まぁまたの機会に。
国宝の大方丈もちゃんと見たかったなぁ。
水路閣はTVのロケ地として有名らしいですね。
母もそう言っていたし、
「あ!TVで観た!!」と沢山の観光客の方も叫んでいらっしゃいました。
[561669.jpg]
水路閣です。
でかいっす。
今もちゃんと水が流れておりました。
モデルは古代ローマの水道橋だとか。
ここをくぐると、南禅院があります。
さて、最後は三門。
寺院を代表する正門です。
ここの上には上がることができまして(拝観料大人500円)、
そこは
歌舞伎「山門五三桐」(さんもんごさんのきり)で
石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と大見得を切った場所。
(でも実際は石川五右衛門は、ここには上っていないそうです。五右衛門死後作られた門だとか。)
2層からなる高さ22mの壮大な楼門で、その門前に建つ石燈篭も高さ6mを誇り、日本一大きいことで知られています。
せっかくなので
上ってみました。
[561673.jpg]
ぜっけ・・・・い?
木しか見え~ん。
五右衛門、ひどい。
ではなく。
木が成長しすぎたんでしょうなぁ(笑)。
かろうじて、木の向こうに、かすかに住宅の屋根らしきものが・・・・
見え・・・・・ないなぁ・・・・[E:bomb]
500円は高いな~(笑)。
ただ、建物の高さもかなりです。
昔はかなりかなりの絶景だったんでしょうね。
残念。
さて、広い境内をかなり歩いたもんで、
そろそろぐったりなところへ、
母の希望は
「かわいい念珠入れが欲しい」
四条烏丸、河原町、
錦市場まで行ってもよいですが、
あんた体は大丈夫なんかい、お母さん。
さてこの続きはまた明日。