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冬の京都でお食事といえば、湯どうふ。
湯どうふと言えば、南禅寺。
今さっきパフェを食べた母娘は、
寒い冬にピッタリの湯どうふを食べるために
南禅寺へ移動しました。
寒いのか暑いのか。
どっちなんだ。
「順正」というお店が有名だという話を風のたよりに聞いたので
そこを目指して
まずはJR京都駅から地下鉄烏丸線に乗って烏丸御池駅まで。
そこから東西線に乗り換えて、蹴上駅で下車。
店の人に聞くと「蹴上駅から徒歩10分です~」
いくつかの雑誌を見ると「蹴上駅から徒歩5分」
倍も違う?
何基準?
まぁ10分って思ってて意外と早く5分で着いたほうが
なんとなく気分いいので、
10分て思っとこうか?
それとも店の人、
母がリウマチで速く歩けないことをご存知??
で、結局8分くらいだったと思うのですが(笑)、
無事「順正」に到着。
店に近寄ると無線機を持った男性が近づいてきました。
「いらっしゃいませ!!『順正』へご来店ですか?」
うっ。
店がでかくなりすぎて、味が落ちている店な予感大!
流れ作業的雰囲気漂う。
お料理屋というよりは、大手企業。
私は個人的にそういう系統の大きい店が苦手。
こじんまりとした雰囲気のいい静かなお店が好きなのです。
しかしこの店は、団体の観光客相手、のニオイがぷんぷんです。
門をくぐる前に先にお料理を決めなくてはならないと言われました。
「お料理によって、ご案内の建物が違うんです」
は~、そうかい。
貧乏人に見せる庭はねぇ、ということかい(笑)。
私たちはもちろんその店で一番安い、
3000円の湯豆腐コースを注文。
だから安い料理を注文した客用の建物にご案内されました。
12000円?
大豆ごときにそんなに払ってられっか。
「2名様ご案内です!どうぞ!」
と無線機で話す男。
ベルトコンベアーに乗った気分がするわ、その流れ作業。
なんか恥ずかしい。
大宴会場みたいなところへ通され、その一角に座らされる。
座った席に、サイドメニュー表を持って、若い女の子が登場。
・・・・バイトだな?
学生だな??
たどたどしさも初々しくて良いのですが、
やはり料亭希望の私は、
慣れた女将の対応が好き。
お座敷給仕は、スムーズでないと興ざめします。
従業員の私語も目立ちました。
厨房にぬける暖簾の奥から聞こえる、
爆笑の声(汗)。
お客さんたちの談笑よりも大きな笑い声がかなり聞こえました。
ちょっと雰囲気に合わないのでは。
まぁ、安い方の建物の厨房だから、
嫌なら高いもん食べろってことなのかなぁとも思うのですが(笑)。
葬式の打ち合わせを父と電話する母(「嘘のような本当の今起きた話」参照)が
外にいる間に、
お料理が運ばれてきました。
[561486.jpg]
これで、3000円。
いかがですか?
ちなみに湯どうふは2人前。
味は・・・・
お豆腐はおいしかったです。
国産大豆は甘みが強いらしく、
それは感じました。
でも他は予想通り(笑)。
中でもがんもどきがかなり微妙。
家庭でももうちょっとおいしくできるんちゃうかな?
しょうゆの味が濃すぎる気がします。
京都らしく、もっとお上品にお願いしたいところ。
天ぷらは、味がついているので
そのまま食べるんですが、
塩味が濃い!
揚げて時間が経っているのか
かなり油っぽい。
噛んだときのサクサク感がありません。
じわ~っと油が染み出るかんじです。
全体的に味が粗い気がしました。
湯どうふを食べにきているので、
メインがおいしかったらまぁいいかなぁ・・・・・
湯どうふの量はかなりあるので、
おなかいっぱいにはなりました。
でも、あの味で3000円か・・・
私的にはちょっと腑に落ちない部分もありますが。
多分、国産大豆の味を知らない方なら
感動できるんではないかと思います。
でも、お勘定のときに対応してくださった
お姉さんの満面の笑顔が素敵だったので、よし。
~お店情報~
【ゆどうふの順正】南禅寺順正
住所:京都市左京区南禅寺門前
TEL:075-761-2311
営業時間:11:00~21:30(LO.20:00)
予算:3000円~
地図:http://r.gnavi.co.jp/k001902/map1.htm