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2月2日。金曜。
この緊張は何だ。
久々に味わう、吐き気を伴う緊張。
就職面接試験の直前を思い出す。
ずっとこの振るえを味わうのが嫌で、
順番はできるだけ早いほうがいいと願った。
あの時のデジャ・ヴ。
じっと立ってられなくて、
少し離れたセブン・イレブンの脇で、
友達に電話した。
「今から、行ってくるよ!」
『東京おちまさと企画大学』
現在の業界を新風とともに颯爽と渡り歩くプロデューサー、
おちまさとさんと直接話ができる、貴重な2時間。
無料の講演会をするとなれば、各界から数千人の応募者が殺到するらしいが、
少人数を希望するおちさんの発案で、講義料を払うしくみ。
それでも、応募者100人だったこの企画。
プロフィールと作文での選考がされた。
8人の生徒対おちさん。×3Days。
応募100人ほどの中から、
計24人の枠に私も滑り込ませていただいというわけで。
久々に緊張し、
会場に着くまでの数十分、
一人でリアルコントを披露することになった。
ホテルの狭い部屋で、一人ウロウロ。
嫁の初産を待つ旦那のごとく、ウロウロ。
思うに、15分ほどウロウロ。
ウロウロしててもしょうがないと気付いた私、
余裕を持ってホテルを出、最寄の地下鉄駅で切符を買う。
と、人生初。
買い間違える。
「160円、160円・・・・・」
とつぶやきつつ、190円のボタンを押す。
「何やってんだ、私!!」
と自分にツッコミを入れつつ、駅員さんの元へ。
「すいませ~ん!切符買い間違えちゃって・・・」
190円の切符を差し出し、なぜかおつりの10円を片手に握り締めた私を見て、
駅員さんは200円を出してくれた。
「じゃあその10円もちょうだい。」
「は、はい!」
言われるがままに10円を差し出す私。
そしてしばらく渡された200円を見つめて止まる私。
「え?200円?」
止まる駅員。
「え?」
私の心の中
(190円と10円で、200円?)
仮にも3年間の、経理業務経験者の私。
190+10=200に悩む。
3秒後、ハッと気付く。
「あ、す、すみません!」
切符自販機にそそくさとずらかる私。
今度は間違えまいとしっかり160円のボタンを押す。
無事自動改札機をクリアし、
電車に乗って数十分。
次が最寄の○駅、の1つ手前の△駅で、
次が○駅だなと思っていたとき。
社内アナウンスにびっくり。
「次は~△駅~」
は?
それ、今通り過ぎた駅やん!
驚いて辺りを見回す私。
皆・・・・
ざわついていない・・・?
え、
アナウンス違ったの、誰もツッコまないの?
何で皆、余裕なんだ?
よくあることなのか?
心が広いのか??
一人パニックで目が泳ぐ。
そして静かに次の駅に止まる電車。
目に入る案内看板は
「△駅」
はぁっ!!!(汗)
間違ってたの、私じゃん!
その後、最寄駅の改札をくぐり、
時計の短針・長針を見間違え、
一人5分ほど慌ててもみた。
私・・・・・
やばい・・・・
とにかく落ちつくため、会場を確認したあとは
友達に電話し、正気を保っていたのだった。
そして
集合時間の5分前。
意を決して会場玄関に向かう。
見覚えのある地図を印刷した紙を片手に、
集合場所のビルを見上げる青年を一人発見した。
「あのぅ、おちまさとさんの・・・・」
唐突に声をかけた不審な女の方を振り返って、
少し驚き顔の青年。
「あ、はい、そうです!」
はっきりした目鼻立ちの、しっかりしてそうなサワヤカ青年だ。
「あ、私もなんです~!ここですよね?スタッフさん、どこでしょうね?」
集合場所にいらっしゃるはずのスタッフさんを探す私と青年。
こういう場合、会場に入る前に同じ境遇の人と話せていたほうが、
気持ち的に有利だ。
これはラッキー。
性格上、こういう状況下では知らない人ともガンガン話せる私、
そのまま青年と少しトーク。
数分後、
ソレっぽい人が数人集まりだしたビルの玄関に、
少し遅れてスタッフさんが来られる。
ビルのエレベーターを上って、会議室に通された。
青年との会話のおかげで緊張は少しほぐれたが、
この状況にまた就職活動の記憶を思い出す。
知らないビルに、知らない廊下、知らない会議室に、知らない人たちと通される。
あぁ、新しい世界だ。
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