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初めて、よしもと浅草花月に行きました。
古き良き日本が好きな私。
浅草という町の雰囲気が大好きです。
「笑の大学」のあの時代の、
雑な音源から流れる少しキーの高いラジオの声、
人々の足から煙る土煙で淡い黄色の街並みが、
今も見えてくるような気がするんです。
初日に出演していた池乃めだかさんが、
「寄席の雰囲気があってすごくよかった」とおっしゃっていたので、
大変楽しみでした。
雷5656会館ときわホールの劇場は、
やはり池乃さんがおっしゃる通り、寄席の雰囲気いっぱい。
椅子こそ現代的で座り心地のよい椅子でしたが、緞帳の色彩や壁の色、
舞台の木の雰囲気や広さなど、まさに寄席。
高座の左に出演者の名前が筆文字で入った「見出し」もちゃんとあるのも、寄席を意識した感じで素敵。
「お客さんは若い子がいっぱいだったけどね」
と池乃さんは言われていましたが、
私は、ルミネなどより年配の方が多かったような気が。
・・・・NGKに比べたら若いのかな?
左右にモニター画面もないので、OPVが流れることもなく、
突然暗くなり曲が流れ、
幕が開いて始まります。
OPの曲は浅草か月のものらしいです。その曲に続けてすぐ、オリエンタルラジオの出囃子がかかりました。
2006年11月25日
【出演者】(敬称略)
〔ネタ〕・・・オリエンタルラジオ/博多華丸大吉/まるむし商店/ハリガネロック/平和ラッパ梅乃ハッパ/コメディNO.1/今いくよくるよ
〔ゲームコーナー〕・・・まるむし商店磯部/宮川大輔/功力富士彦/COWCOW/ブラザース
〔ネタ〕
オリエンタルラジオ
ルミネと同じで、トークからスタート。
あっちゃん「浅草花月だから雰囲気壊さないように
何か特別な出囃子があるのかと思ったら、
ルミネと同じ出囃子でびっくりしました。
すごいロック調の曲ですけどね?」
カンペを慎吾くんの背中に貼る作戦の話、休日にエスカレーターでお互い上り下りですれ違った話などをされ、ネタは「ことわざって実は後に続く文章がある」と、「武勇伝」の2つでした。
ことわざのネタは、何度聞いても面白くて大好きです。
このネタをやってくれる日とそうじゃない日があるので、この日は私にとってこのネタ観るのは久々でした。やっぱり面白い!
博多華丸大吉
華丸さんによる児玉清さんのものまねから始まり、「子どもを寝かす時の昔話」のネタなどをされました。
登場時、かなりの歓声が上がってました。
まるむし商店
「しりとり」のネタ「コーラス部だったんです」のネタなどされてました。テンポよくて、やっぱりとっても面白いですね~♪
ハリガネロック
やはりこの寄席に似合わない出囃子(笑)。
ネタは最近よく観る「結婚なんかよくない」「結婚するなら姉さんタイプ」をされていました。
〔いそべのゲームワールド〕
ここで、ゲームコーナー。
まるむし商店の磯部さんがMCです。
出演者は赤と青のジャージを着てチーム分け。それぞれ3人ずつのチーム対抗でゲームをします。
赤チーム・・・宮川大輔/COWCOWよし/ブラザース谷口
青チーム・・・COWCOW多田/ブラザース石割/功力富士彦
出演者紹介(チームごとに)の時に、ちょっと小ネタをされていました。赤チームは、「98・・・99・・・100!100人乗っても大丈・・・わぁあ!」と崩れるネタ(笑)。
ゲームといっても、しっかり細部まで台本のあるコントのようでした(笑)。
流れとしては、青がボケかな。基本、赤が勝つ、という設定だったので。
最初は、山の手線ゲーム。タイトル付いてたんですが、忘れました(泣)。
各チームから一人ずつ出て対決します。
解答する時はバレーボールをトスし、相手に渡しながらです。
ただ、バレーボールには長い棒が付いてて、磯部さんが持ってるんですけどね(笑)。
◆宮川vsよし
よしさんがボケ。お題は「芸能人の名前」で、よしさんが亡くなった方の名前ばかり言う、年配の方の名前ばかり言う、デブキャラの方ばかり言うなど。
デブキャラで「森久美子さん」と言わなければならないところ、年配の方のところで言った「森光子さん」を再度間違えて言ってしまい、皆からツッコまれていました。
◆多田vs谷口
ボケは谷口さんだったかな?
お題「白いもの」「赤いもの」で、それぞれそれ自体は赤くも白くもないけど、名前に「赤」「白」と付くものを言っていくというボケでした。
◆石割vs功力
お題は「綺麗なもの」。石割さんが解答する答えにいちいち磯部さんが「あぁ!そうよなぁ!!あれ、すごいよな!」などとくいついて、ゲームが進まない、というボケ。
おかげでなかなか功力さんが解答できず、負け。
以上で、赤チームの勝ち。
次は「しりとりジェスチャー」。
各チーム1人ジェスチャーをする人を出し、その人はお腹に風船を入れて待機。
あとの二人は解答者です。
早く解答しないと風船が膨らみ続け、破裂する、というもの。
ただし、その問題はしりとりになっている、というものです。
ジェスチャーをしたのは石割さん、よしさん。
風船をお腹に入れているので、ジェスチャーが不自然で面白かったです。
このゲームも、赤チームのお題は馬→迷子→ゴルフ→笛→エアロビクスのように、わりと簡単なものであるのに比べて、青チームはスキー→機関車→やけど→ドア→アメーバなど、難易度の高いもの。
アメーバて(笑)。
そんなわけで赤チームの勝ち。
最後は「パンツでジャパン」。
全員ズボンの上からブリーフを穿いて待機。
さらにチームに一枚づつブリーフが配られます。
横に並んで端の人からブリーフを穿いて、「パンツを穿いたまま水着を着て、横からパンツを引っ張って脱ぐ」という、小学生のプールの時、男子なら誰もが体験したであろう例の方法で、下のパンツを脱ぎ、隣に渡す、というリレーです。
ただし、郷ひろみの「ゴールドフィンガー」にのせて(笑)。
歌詞の『ジャパーン』のところで3人手を繋いで手を上に上げなければならないのです。
このゲーム、めっちゃめちゃ面白かったです(笑)。
パンツが足に引っかかるからそれを取ろうとしてたら『ジャパーン』で、手を繋いで上に上げられるので、穿いてる人は手足がもつれてコケるという自体に(笑)。
そして意外にも『ジャパーン』の回数って多いんですね~(笑)。
必死な表情の芸人さんたちが良かった。めっちゃ笑えました。
結果はもちろんこれも、赤チームの勝ちでした(笑)。
いや~、笑いました(笑)。
平和ラッパ梅乃ハッパ
ネタに戻って、ギター漫談の平和ラッパ梅乃ハッパさんです。
後ろ向きでギター弾いたり、荒城の月をギターバージョンでされたり、すごい技の数々でした。
演歌とロックを交互に引くのもすごい。
拍手のタイミングが分からず、かなり弾かれたあとに拍手が遅い!と言われ、
次に弾かれたときは弾いた瞬間にお客が拍手をするという、絶妙な(笑)ボケをお客さん皆でしました(笑)。
そして「早すぎるわ!!」と突っ込みを受け(笑)。
団結するもんやなぁ(笑)。
「ひざを上げたら客に拍手を求めている」というサインを決め、それを最後までの突っ込みネタに使われていて、とても面白かったです。正に「芸人」さんですね。
コメディNO.1
漫才ですが、途中コントに入られたりで、バラエティにとんだボケの数々でした。
坂田さんの持ちギャグが観られて嬉しかったー!!
前田さんの落ち着きぶりが素敵です(笑)。
坂田さんが子どもの役をするのがなんかかわいかったです。
あの声で「着物買ってもーろたー」と言う声が、まだ耳の中に残っています(笑)。
今いくよくるよ
定番ネタでした。くるよさんはプロポーズされたことあるのよ~、もう付き合い長いんですよ、など。
でもいつ聞いても新鮮。
そしてくるよさんの衣装が落ちるのも、生で見られてめっちゃ幸せ!このネタすんごくすんごく好きなんです☆
いつ衣装が落ちるかとドキドキでした!!
(漫才も聞いてましたよ、ええ!/笑)
やっぱり好きです。めっちゃ面白い方々です。
以上でした。
大御所さん方が沢山見られて嬉しかったです。
大御所さん方のネタを生で観る機会ってなかなかないですからね。
浅草花月、万歳。
最後に緞帳が下りているとき、
お客さんがいくよくるよさんに花束(いや、鉢だったような・・・)を持って舞台に駆け寄っておられました。
基本、こういう舞台では禁止されている事項ですが、
いくよくるよさんは降りていく緞帳に合わせて、慌ててしゃがんで花を受け取ろうとしてくださっていました。
閉まる手前直前で緞帳は上がり、無事花束を受け取られてもう一度お客さんにバイバイ。
この「花を渡す」行為を認めてくださった(基本はダメだろうけど)緞帳係りの方もイキ、受け取ってくださったいくよくるよさんもイキ、その行為を微笑ましく見守るお客さんもイキ。
その風景が似合ってしまう、この雰囲気もイキで、とてもいい時間を過ごせました。
楽しかった!