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お仕事の話、おいしいものの話、一人用超手抜きレシピなどUPしてます。
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    神様からのメール

    職場でのストレスも
    今んとこあまりなく、

    急ぐ台本も特になく


    でも
    家に帰っても
    何もする気が起きないもんで

    本当に何もしていない日々が続く。



    あ、
    しまった
    ひとつ急ぐ漫才台本があったんだった。



    やばいな。


    でも、
    ここ数日
    本当に何もしていない。




    8日にある落語会の
    最終的な打ち合わせもあって
    今日あった学校での落語台本の講義



    いつもは
    必ずある授業後の懇親会には
    皆勤賞で出席している私だが、

    初めて

    今日はサボってしまった。


    今日は
    どうにも
    行く気が起きなかったのだ。



    ここんとこずっと
    緩く長く続く鬱的感覚が
    やっぱりどうもぬぐい去れない。

    で、
    今日は特にそれが強かったのか。



    居酒屋の前で
    とりあえず目の前にいらっしゃった先生、落語家さん方
    先輩方に挨拶をして
    早々にその場を立ち去った。



    そして
    最寄りの駅を通り過ぎ、一駅向こうの駅まで

    暗い夜道を一人歩いた。



    わざと
    人通りのない真っ暗な道を選び歩きながら
    もうこのまま
    誰か襲ってくれと思った。

    どうにでもなれと。



    なにがつらいわけじゃない、
    今はなにもストレスはないはず。

    なのに、
    自暴自棄になってしまう。
    何もする気が起きない。
    息をするのがめんどくさい。
    でも
    やらなければいけないことが
    明日もあさっても
    山ほどあると知っている。



    いつの間にか
    涙が止まらなくなって
    そのまま泣きながら夜道を歩いた。
    暗い道を選んで正解だったと思った。




    それでもようやく次の駅まで来て
    電車に乗った。
    何通かメールが来ていたけれど、
    無視していた携帯をようやく開く。




    『知らない間にドロンされていてびっくりしました(笑)』



    学校の先輩からのメールが来ていた。


    それは、
    今、
    私が欲しいと願ったものだった。




    勝手に私が取った行動。
    懇親会を断る生徒は他にもいる。
    帰ってしまった生徒の話題が、
    懇親会で上ることは、まずない。

    そんな中で、

    「あれ?さし美、帰っちゃった?」

    そう誰かに気づいてほしいと
    勝手に願った。

    でも、
    それは不可能であると
    諦めもしていた。



    そんな時の、メール。



    いるはずの場所に、
    あんたいないじゃない、と

    そう
    言ってくれたことが
    とても嬉しかった。




    そのメールの
    メインの内容は

    『明日のライブ、一緒に観に行こうよ!』
    というものだった。



    突然帰ってしまったことに、
    「どうして?」と
    触れてこられなかったことに
    ほっとした。
    いやもちろん
    そんなことを誰かが気にしてくれるなんて
    期待はしないが、
    この時もしも聞かれていたら、
    私は話せなかったと思う。



    このメールをくれた方は、
    もともとすごくカンの利くタイプで、
    いつもすごいなぁと横で眺めているのだけれど


    たかが私のこと


    ただ、「懇親会でライブのこと話~そ!」と思っていた矢先、
    私が帰ってしまったので仕方なくメールをくれた

    ただそれだけだと思うけれど、


    もし全てをわかってメールをくれていたなら、




    なんだろうなー



    「よっ!神様!」



    っつって

    次会った時に
    言ってしまいたい気分だ。




    そのまま
    メールのラリーをしているうちに
    なんだか気分が晴れた。






    私が欲しかったのは
    何だったんだろう。

    この長い重い鬱を脱せた方法は。




    多分だけど、

    「相談にのるよ」

    とか

    「大丈夫?」

    とか

    そういう労いや心配の台詞が欲しかったんではなく、



    ただの一瞬でも、
    でも確実に
    私に向けられた視線



    それだけだったのかもしれない。







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