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    うめだ花月芝居もん(水玉さん)

    6月・7月でされてる、水玉れっぷう隊さん・シャンプーハットさん班「終わらない階段」芝居もんを7/23(日)に観に行きました。

    今回も1回目2回目両方観て、1回目は前の方で、2回目はわざと当日券で後ろの方、全体を見渡せる席を取りました。

     

    明日で千秋楽なので、多少ネタバレ感想書きます。

    明日ご覧になる方は、ご注意を。

     

    このお芝居観るのは今回が3&4回目。

    前回行って2回観て、自分の中で2回目の感想が変わったことが面白く、

    今回も観にくることにしました。

     

    水玉アキさん作・演出の今回のお芝居。

    たいがいの人は、暗い、重いという感想みたいです。

    それは私も同じで、確かに重いテーマですが、「でも、好き」という感想もあるみたいで、私はそっちの気持ちが強かったです。

     

    舞台は死刑囚たちの留置所。

    この時点で思い出したのが、つんくさんプロデュースのオムニバスドラマ『317番』。

    このドラマは笑福亭鶴瓶さん主演の、死刑囚(舞台は独房)と看守のお話でした。

    これも本当に号泣したなぁ・・・。

    観てない方は、是非。って言ってもDVDにはなってないのかな。

    「終わらない階段」とはテーマは全然違いますけどね。

    でもそういう事前知識があったので、こういう死刑囚のお話ってのはなかなか面白いんじゃないかと勝手に推測。

     

    テーマは、「もし、自分の身内が犯罪者に殺されたら、裁きは国に任せるか、自分で裁くか」ですかね。いや、もっと大きなテーマは他にもあると思います。

    日本の「死刑」という制度に関して是か非かとか、命の線引きはどこか、とか。

    自分にとって憎むべきものでも、他人にとっては愛するものであることは日常茶飯事です。

    そこをテーマにしたお話なので、簡単に答えが出せなくて、観ている間中、ずっと考えてしまいます。

     

    先日ワイドショーで誰かがお話されていたことがあります。

    女児暴行殺害事件で、死刑判決が出なかったということがありましたよね。

    その判決が出た時、

    「裁判は本来被害者の為にあるのではないか。国が、納得のいく判決を出すようにならなければ、被害者自ら裁くことになりかねない。犯罪が犯罪を生むことになる」

    と話されていました。

     

    聞いた瞬間、「終わらない階段」を思い出しました。

    これも一理ある意見だなぁと思います。

     

    ただ、殺されたから、殺せ、では犯罪が犯罪を生むようなものです。

    全ての凶悪犯は全員死刑、では駄目なんだろうとも思う。

    誤った判決を防ぐためにも、裁判は開かれているはず。

    じゃあ、被害者やその遺族が納得のいく裁判って何でしょうね。

    被害者が死刑でないと納得いかない場合、どうすべきなんでしょうか。

     

    何年かに一度、このテーマを考える瞬間が来ます。

    その度に、私はどっちつかず。

    考えても、正解がない問題な気がして、自分の考えもまとまりません。

    もし犯罪者の身内だったら、いくらひどい犯罪を犯したからといって、「うちの人を殺してくれ」なんて言えるかなぁと。

    もし、被害者の身内だったら、加害者に「生きて罪を償ってください」と冷静に言えるかなぁと。

    原作者のアキさん自身はどうなんだろ。

    この舞台の中の、どの登場人物の意見がアキさん自身の意見なのか。

    気になります。

     

    なんてことも考えちゃいますが、3&4回目の観劇ということで、余裕も出しつつ観てました(笑)。

    やっぱり日々セリフも変化するようで、増えたり減ったりのセリフ探しもしてました。

     

    てつじさんの役がお母さんからの手紙を読むシーン。前はなかったセリフ、最後の「一本の桜の木?」の復唱。

    そこを復唱するってことは、強調してるのかな?

    てことは、お母さんは引っ越しおばさん?(笑)という説が有力になってきました。私の中で(笑)。

    引っ越しおばさんが最近ここの刑務所に来たという設定で、この刑務所には一本の桜の木があるんですね。

    で、手紙に「最近引っ越した、一本の桜の木が綺麗」という内容のことが書いてあるのです。

    刑務所近くに引っ越しただけ?どうなんだろ??

     

    ラストにパイナップルに向けて、桜の花びらが散るのも、最初に観た時はなかったな。(2回目は散ってたけど)

    やっぱりあそこは桜が散った方がいいな。

     

    ケンさんの役がかわいがっているネズミのマコトが、てつじさんの役に蹴られてケガをするシーン。

    一回観たとき死んでたり(だったような。いなくなっただけだったっけ?)ケガしたりしてたこともありましたが、ケガをして血だらけになって去る、という設定に固まってました。

    その方が、同じ存在でも人によって見方が違うというエピソードが分かりやすいですね。

     

    一番泣ける、てつじさんの役が死刑執行を言い渡されるシーン。

    ケンさんの「なんでや!!!俺が先やろう!!まだパイナップル来てへんやないか!!」と叫ぶ演技、めっちゃ泣けます。あぁ、やっぱりさすがやなぁ・・☆

    ちなみにパイナップルはてつじさんの役の好きな食べ物。

    死刑執行の日は、好きな食べ物を食べさせてくれるんだそうな。

     

    ここでもケンさんのセリフの違いが一つ。

    他のシーンで「俺が死刑台にあがる時は、(物音たててにぎやかにして)足音消してくれや」とケンさんが言うシーンがあるのですが、

    そこも「にぎやかに明るく送ってくれや」に変わっていたし、てつじさんの役が死刑台に上がるシーン、以前は「足音消してやってくれ!!」と食器をたたきながら叫んでいましたが、「みんな、明るく見送ってやってくれや!」に変わっていました。

    私は「足音を消す」方が好みかな~。

     

    それから、ラストのアキさんの役がナイフを出すシーンで、アキさんのセリフがかなり短く端的になってたかな。

    この方が、リズム・・・というか、雰囲気崩れないので、いいなと思いました。

     

    変化はこのくらいかな。

    私が気づいたのは。

    細かいギャグシーンでの変化はもっとあると思いますけどね。

    4回目観た時(この日の2回目)の、てつじさん、小出水さん、ケンさんの掛け合いでは、言い方が気に入り、何度も復唱してかなり長くなってるシーンもあり、面白かったです。(笑)

    「緞帳(どんちょう)降りてまうで!」というてつじさんの突っ込みが良かった(笑)。

     

    うーん。レポのようなレポでないような文章になっちゃいました。

    あくまで、感想ってことで。

    観てない人はちんぷんかんぷんかなぁ??

    すみません~

     

    明日、千秋楽観て来ます。

    千秋楽ならではの何かはあるのかな?

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