カタン、
と
廊下の向こうで聞こえた。
扉の方向を向くと
すりガラスの戸の向こうに干してあった洗濯物、
それがガラス越しにゆっくりとよけられる瞬間が見えた。
誰か、
入ってきた
そして目が覚める。
ふと
横になった時に見える、
見覚えのないポスター、
それに描かれている女性の唇の端が
ニタリとゆがめられる
そんなバカなとポスターを破いてしまうと、
頭の上でガタリと物音
気づくと
扇風機がバラバラに壊れている
そんなシーンが二回
そして後は
とにかく雨にずぶ濡れになる
そのまま滝の中をゆく
住んでいた家が
水浸しになってどうしたらいいか分からなくなる
でも、
頼れる人は誰もいないから
自分一人で切り抜けていくしかない。
そんな惨めな場面を
何度となく繰り返すのです。
寝ようと思っても、
とてもリアルな恐怖の夢を見てしまうから、
どんなに眠くても
眠れない。
怖いと思った瞬間に、
これは夢だと言い聞かせ
無理やり目を覚ましてしまうから
それでも眠くて目を閉じれば、
また同じ恐怖を味わうことになる。
眠くても、
こんなに怖いなら
もう寝ないほうがいい
そう思って起き上がり
パソコンの前に座る
そんな日が
たまにあります。
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