作家の先生が以前
おっしゃっていたこと
多分ここにも書いたと思うけど
「僕が、芸人にならない理由は、
ある一瞬、一瞬に
『あぁ、やっぱり芸人さんには敵わない』と
思う瞬間があるから」
と
おっしゃっていたけれど
多分ね、
こういう瞬間を言うんだと思う。
先日の赤塚不二夫さんの告別式で
弔辞を読んだタモリさん。
持っていた紙は
白紙だったという話。
思ったまま、
そのままを言おうと思うなら、
紙は持ちませんよね。
あんなに長い弔辞を
ソラで綺麗にまとめてしゃべった
それだけですごいことだから。
でも
それをあえて
紙を持った
そのユーモアと
人に気付かせないように「人にできないこと」をしちゃうすごさ
やっぱり
タモリさんて
すごいな。
弔辞の内容も
本当に素敵でした。
以下は、
私がいいなと思った部分の抜粋です。
『あなたの考えはすべての出来事、
存在をあるがままに前向きに肯定し、受け入れることです。
それによって人間は、重苦しい陰の世界から解放され、
軽やかになり、また、時間は前後関係を断ち放たれて、
その時、その場が異様に明るく感じられます。
この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。
すなわち、「これでいいのだ」と。』
たった一言、
それで
これだけの内容を表現する
それって
本当に難しいことですね。
それを
人に伝わるように描くということも。
それを、
赤塚さんは
実に軽いタッチでやってのけていたわけです。
タモリさんの
弔辞全文はこちら。
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