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二択です。
あなたが見たいのはどっち?
A.ゾウ
B.耳がでかすぎるゾウ
では、
ヒットする作品を生み出す主人公はどっち?
東京おちまさと企画大学レポ⑤です。
実はまだまだ続きます。
あと数回。
今後はもっと1つのテーマに区切って
短くいきます。
ヒットする企画を生み出すには、
先駆者の法則を読み取ることも必要だ。
その人の何が成功のきっかけなのか。
例えば、
某世界的有名企業AとB。
この企業はどちらも素晴らしい企画力とビジネス力を持っているという。
厳しい目があるので、滅多なことが書けないはずでドキドキなんですが。
誉めるんだから名前くらいいいのかな?
でも怖いので伏せてお話します。
その企業が何故成功するのか。
そこには、「ふり幅の大きさ」が影響していると言う。
まず一つ。
『入り口のふり幅』
その企業は、
映画、TVアニメ、遊園地、スケートショー、舞台、キャラクターグッズなどなど・・・
その夢の国に入場する入り口が
いろんな場所にある。
その「ふり幅の大きさ」が成功の要因だとおちさんは言われた。
どこに興味がある人でも入ってこられる、
寛大な入り口幅。
企画のヒットの法則はないから、
様々な分野のふり幅を持っている方が成功への近道になる。
そして、
『人の感情のふり幅への巧みな操り』。
それによるリピーターの獲得。
遊園地で一日中遊んだら、普通くたくたになる。
そして、もうしばらくはいいやと思うのが一般的。
しかし、企業Aの遊園地の場合は、
出口で「また来ようね」という話になっているのではないか。
そのくらい、「しんどい」より「また楽しみたい」が先行する遊園地、
他と何が違うのか。
おちさんは、
企業Aは「エンターテイメント催眠術」を用いていると言う。
明と暗の使い分け。
例えば
アトラクションの中でも、
最初は暗い怖いイメージ、でもラストは平和で明るいイメージで製作されており、
そのふり幅の大きさが大きいからこそ、
人の心がより動かされ、「楽しい」の感情が湧き上がるのだと言う。
さらに、
『マイナスからプラスへ変換できる大きなふり幅』。
片方のヒレが小さい魚の話も、耳が大きすぎるゾウの話も、
マイナス設定であるからこそ、
そのサカナやその家族やゾウが目的をやり遂げた達成感は、
何倍にも感じられる。
美女と野獣の恋愛でもそうだ。
あれは、美女の相手が野獣であるからこその成功。
プラス0はプラス100の力にしかならないが、
マイナス100はプラス200の力になる。
ふり幅が大きいからこその、達成感の大きさ。
それが起こったとき、人は“やられた感”を感じる。
いい映画につきものの、あの感覚。
でも、ただの裏切りではいけない。
裏切られた!ではなく、「やられた!」と思われなければならないのだ。
つまり人に提示する企画の結末は、常に「裏切らずに裏切る」ことが大切である。
それを体感した人は、
この企画、面白い!と感じる。
この様々なふり幅の大きさで、
大手企業は成功してきたのだそう。
当然と言えば当然の、
ビジネス力、企画力を持ち合わせた企業だと言われた。
「Bの企画会議なんか、なんとなく様子が見えるもんね。
ものすごい早さで原型が立ち上がっていくんだろうなぁって」
さらに大切なことがひとつ。
裏切らずに裏切る企画を作るには、人が想像するような結末であってはならないから、
もし人に読まれる可能性があると思えるものは、どんなに苦労した立案でも、
勇気を持って捨てること。
これは、
某ラジオに投稿していたときに、
パーソナリティの芸人さんが言われていたことと同じだ。
「ひねり出したネタを捨てる勇気を持たなきゃなんない」
厳選する、ということで、
自分の力もつくんだそうな。
それから、変なこだわりもなくなるんだそうな。
客観視することで、本当にそのネタが面白いかどうか、
見えやすくなってくるそうです。
少しでも、ちょっとなーと思うものは、
もっと面白いものに差し替えるべきだから、
沢山沢山考えて、いっぱい捨てる作業をするべきだと言われていました。
何がヒットするかは、
分かりません。
ありえない、想像のつかないものがヒットすることもある。
でも、
ある最低限の法則から成る枠組みに入っていなければ、
ヒットの可能性は限りなく低いのかもしれません。
レポ⑥へつづく・・・・
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