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知っていますか?
現在放送中の、ロンブー司会「ザ・チーター」という番組が始まる一年半ほど前に、これに非常に似た、もっと本格的な騙し合い番組があったことを。
関東ローカルでフジテレビの番組でした。
タイトルは「クイズ!スパイ2/7」。
司会は長井秀和。
2004年10月~2005年3月まで放送。
レギュラー放送前に2度特番、番組終了後も1度特番が組まれています。
番組の紹介文はこちら。
~協力しなければ勝つことが出来ない。しかし、この中の誰かが敵である~
この番組は、解答者7名からなるクイズ番組。その7人は、1つのクイズ問題を全員で考え、全員で一つの答えを導き出します。正解したらそのまま次の問題へ。
不正解だった場合は、7人のうち1人を脱落させなければなりません。
ただし、その7人の中には2人の「スパイ」が混じっており、事前に全ての答えを知っているスパイは、誤った答えへとみなを誘導し、他の出場者を全員脱落させることが目的です。一方、スパイ以外の5人のプレーヤーは、流れの中でスパイ2人を探し出し、2人とも脱落させることが出来たら勝ちとなります。
スパイ2人、もしくはプレイヤー5人どちらか一方が全員脱落した時点でゲーム終了!
スパイは一体誰なのか?
果たして、プレーヤー、そして視聴者はスパイを見つけ出すことが出来るのか?
それともスパイは見事ほかのプレーヤーを手玉に取ることが出来るのか?
誰も信用できない状況の中、人は何を思い、どのような行動を取るのか?
疑心暗鬼の心理的駆け引きの果てに辿り着く驚きの結末とは!?
~勝つのは嘘か、真実か!?今夜、あなたを『疑惑の宴』へご案内します~
さらにこれより詳しいルール説明はこちら。
こっちのがわかりやすいかな。
私は、いままで見たクイズ番組の中で、この番組が一番面白いと思っています。
ルールは、決まり事が多く、文字で書くと複雑ですが、見ているとそうでもないです。
ディベートをして敵なのか味方なのか解らない一人に全てをたくすこと、自分一人が生き残らなければならないので、頭がいい人、自分がかないそうにない人をデリートしつつ、スパイに残られてもダメなので、スパイもうまく見つけてデリートしなければならない。誰が誰をデリートするかでその人の考えを読めたり、全員の期待を背負った中での裏切りがあったり、見ていて本当に面白い番組でした。
いつ勝敗が決まるか解らないから、毎回番組の長さが違っていて、長引いた回は、2週に分けて放送したりしていました。
一つの行動をとるのに、ものすごくいろんなことを考えておかなければなりませんから、その人の頭の回転の速さとしたたかさがわかります。
こんなにおもしろかったのに、放送時間が深夜すぎて、視聴率とれなかったのかなぁ。
でもコアなファンは沢山いたみたいです。
佐藤玉緒さんがスパイだった回は、プレイヤーはもちろん全員、仲間であるもう一人のスパイも完璧に利用して、一人勝ちぬいてました。
勝敗が決まった段階で、鳥肌がたつくらいの面白さでした。
「ザ・チーター」より複雑で、人の汚さが見えて、ぞっとする面白さがあって、好きです。
もちろん、「ザ・チーター」も面白いけどさ。
なんかスタジオのレイアウトや雰囲気明るいじゃん。
人騙すのに。
スタジオの配色とかも、どろどろした雰囲気でてる「スパイ2/7」のが好きだなぁ。
人の並びや個人パネルは、どっちもそっくりなんだけどね。他局なのに・・・(汗)!
関東ローカルだったからあんまり観れなかったのが残念。
また復活しないかな。
追記:イギリスの番組「ウィーケストリンク」やテーブルゲーム「汝は人狼なりや」の影響を多大にうけているとか。