[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「ブログ、読みました!」
そんなセリフが初対面の方から聞けるとは
思ってもみなかった。
隣の女性が、その言葉につけ加える。
「私も!アレ読んで、こんな内容なんだ~って知って、
それで今回来たんですよっ!」
それを聞いていた男性が加わる。
「ブログって、あの、7回くらいに分けて書かれてたやつ?俺も読んだよ」
「あのブログ書いた人??そうなんだ!」
きっと、
生涯で一番注目された1分間だったんじゃないかと思うんです。
私はもう
なんだか恐縮してしまって
とにかく
「あ、ありがとうございます!!!!!!」
を連発するくらいのボキャブラリーしか持ち合わせていない自分を恨んでた。
2007年4月某日。
東京おちまさと企画大学、
全6回の1回目が行われた。
場所は、
原宿明治通り沿いにあるカフェ「クーツ」
“クリエイターズカフェ”と名づけられたそのスポットは
様々な分野で活躍したいと夢みる人の、
遥かなる距離の飛び込み台。
その先の華麗な演技を、
自らがクリエイトすることのできる舞台だ。
Aくん「場所、分かります?」
私「た、多分ね?あーやってこーいってそー行くんよね?」
Aくん「・・・え?」
私「アレ?違う??」
Aくん「・・・・ラフォーレで待ち合わせしましょうか」
出だしから躓いている私、
前回のTOPCで一緒だったAくんと一緒に
クーツへ急ぐ。
Aくんのおかげで着いた会場は
閉鎖されたカフェの一部なんかではなく、
まるで金魚鉢。
クリスタルなボックスが、
一般的なカフェの横にくっついているしくみだった。
建物の中というか、
もう外ってカテゴリーでもいけるかと思うくらい、
全面がガラス張り。
夏になると、ものすごく太陽の光を取り込む仕組みなんじゃないかな・・・
と、ほんの先の未来を危惧してもみた。
マンゴーなら完熟しちゃうんじゃないかなって。
そのガラスの中で、今回の講義は開かれるらしい。
受付を済ませて、カメラや取材の人をぬって、指定された席に着く。
グリーンティーカフェというコンセプトの通り、
順に配られはじめたアイスグリーンティー(予想)を待っていると、
おちさんがやって来られた。
あ、
だからね、
結局そのままグリーンティーはいただけなかったんですけどね、
えぇ、
いつもそういう星回りで生きてきたから、
えぇ、
車に乗ってるときは晴れてて、
降りた瞬間雨降って、
戻ったら晴れて、
ずぶぬれになったから傘買った瞬間雨上がるっていうタイプだから私、
こんなん慣れっこですから、
全然気にしてないです。
まぁだいたい、
新学年新学期初日に出席で名前飛ばされるって言う日常茶飯事とか
「呼ばれてません」って報告したら
「あ、中山さん(仮名)かな?ごめんね」
って先生に言われちゃうかんじ
実は私、中田なんですけどってもう言う気力もないっていうか
ヤンキーの当て字並の立派な名前読みきる力を
私の「田」の方にもあててほしかったな
そんな経験もたまに二学期になってさえしてたりしてたから。
だから大丈夫。
ただ、まぁね、
緊張で喉カラカラで、
今すぐにでも華麗にえづいて見せることできるかもしんないって危機感は
間違いなく持ち合わせてたんだけど。
本日の講義は、
この全6回の講義の大まかな内容の説明と、
自己紹介がメインでした。
自己紹介を参加者24人が順にしていき、
そのつどおちさんが指導してくれるしくみでした。
参加者はどんな方がいらっしゃったか、
それはさすがに全員分それぞれは書けませんが、
大学生もいれば、それなりの年数社会の荒波をくぐってこられた方もいて、
世界を飛び回っている人、
会社を立ち上げた人、
重役クラスで働く人、
企画・製作に携わっている人、
IT関係、
マスコミ業界関係、
それはもう様々な分野で大きく活躍中の人たちに囲まれていました。
えーっと、私って何だっけ?(汗)
それぞれの方の経歴に圧倒されていると、
自分の番がまわってきた。
しゃべりながら思った、
もっと要点しぼって考えてくればよかった!
案の定、指摘を受けたのは
「話が長い」
そうなんです、
そうなんですよ!
昔からなんですよね、
国語の授業の「まとめ」が苦手だった。
言いたいことを全部言うよりは、
簡潔にまとめて、重要事項のみにしぼって話す。
沢山の情報を羅列するより、それの方がインパクトが残る。
それがやっぱりできてない。
おちさん「もったいないんだよね」
あぁ、逆にそのフォローの方がもったいないです、おちさん。
初対面で多くの情報を知ってもらうよりは、
一つのインパクトを残すこと。
その自己紹介の方法は、
大学の講義でも習ったじゃないか、私。
一切実行できていない自分に自己嫌悪。
ま、まぁね、でもね、
次の大事な場所では失敗しないように
そのための講義なんだから、
とりあえずそう思うことにした私は、自分に甘いカテゴリーで有名になれると思う。
どんなに完璧に自己紹介をした人に対しても
さらに上の目標を立ててくれるおちさんの指導が終わると、
4人ずつ6つのグループに分けられ、
そして次回までの宿題が出された。
宿題の内容は・・・・
これは、宿題の「一部」ではあるんですけどね。
これを一つのグループで企画し、プレゼンしなければならない。
非常に難問です。
でも、考えててとっても楽しい!
それはきっと素人だからこその感想なんでしょうけどね・・・・
講義が終わり、
バラバラとメンバーが散りだした頃、
なんとなくまだ道端にいたメンバーと話していたところだった。
はい、
冒頭に戻ってください。
17行目まで読んできてください。
・・・・・・
・・・・・OK?
読みました?
Aくんと一緒に私のところに来た女性に言われたセリフが、
上記のものだったんですねー。
どうやらAくんがCMしてくれたみたいで、
いやぁ、びっくりです。
なんつーか、じゃあこのブログのこと
自己紹介で言えばよかったんだって
今更気付いてももう遅いっていうか。
まさかここの記事を読んでくださっている見ず知らずの方が
同じ会場にいらっしゃるとは思わず。
ブログって、本当に全国に配信されてるもんなんですねー。
私のだけ世界に飛び出す手前で行き止まってるってことは
さすがの私の星回りでも、
なかったわけなんですねー。
まぁ
別に、
「面白いですね、ブログ」
とか言われたわけじゃないのに、
すんごい一人舞い上がってただけなんだけど。
「見ました」
は、報告であって、
評価ではないことに
この時は気付けなかった。
「こないだ赤色の服着てたよね」
と言われただけで、
この先は
「あれ、すげーダサかったよねー」
が来てもおかしくない作りになってんだよね、日本語って。
そんな基礎的なこと忘れてました。
普段誉められることないから、
たまに誉められ?ると勘違いするタイプなんです。
でもね、
ま、とりあえずいい評価してくださってたんじゃないかっていう
都合いい解釈しときますとね、
ありがたいことです。
貴重なお時間、
陳腐な文章で拝借しまして申し訳ないです。
初対面にも関わらず、
勝手に懇親会を開くつもりで
お店を用意したAくんと私に
10人以上のメンバーがついてきてくださって、
それも本当にありがたいことです。
はしゃぎすぎたのか何なのか
めずらしく少食になってしまって
ホテル帰ったらお腹空きすぎて、インスタントのスープ飲みましたが
そんなテンパりぎみの私が幹事(だったのか・・・?)で
大丈夫だったのでしょうか。
ホテルで甲斐甲斐しく私の帰りを待っててくれた友達に
いい嫁になるよ、とホロリ涙こぼれかけた内心を悟られぬよう、
ものすごい興奮で今日の出来事を話しながら、
あぁ、
私はどんだけ沢山の人に生かされているんだろうと
改めて思った。
だからこそ私も、
沢山の人の支えになっていきたい。
そう思わせてくれたこの日。
ありがたいことです。
人気ブログランキング2つに参加中です。
よろしければ、1日1回2つのポチを押してやってくださいませ。
いつも押してくださっている皆々様、本当にありがとうございます。
現在「人気~」69位、「くつろぐ」6位。
さらに上位めざして頑張ります!
今日初のあなたのポチも、お待ちしております!!
↓↓
[601028.gif] [444988.gif]
[601880.gif] [444988.gif]