お世話になっている師匠主催の会が、
先日、
繁昌亭で開かれまして、
その受付のお手伝いに
行ってまいりました。
劇場へ勉強に行くのも
なかなかお金がかかるということを
よくご存知の師匠や先生方は、
「僕がいるときは裏から入ればいい」
と
面倒を見てくださいます。
スタッフであれば
堂々と裏口から入れるということで、
師匠の場合は、
私をスタッフとして
働かせてくださいます。
というわけで、
この日は受付。
チケットは
完売してはいなかったと聞いていたのですが、
ふたを開けてみると
かなりの大入り。
当日券が
かなりはけてしまいました。
補助席を用意してもしても足りないくらいで、
受付スタッフは
嬉しいてんてこまいを
していました。
師匠の出られた演目のみは、
無理を言って観覧させていただき、
その他の時間は受付として
働・・・・
いや・・・
居ただけ、のような気が非常にするんですが・・・・(笑)。
全て終わると、
楽屋挨拶に行かねばなりません。
これがね、
怖い。
その業界では
すんごい重鎮の先生や、周りの師匠方に、
畳の上で正座して
ご挨拶するんです。
落語や狂言の世界は
厳しいもので、
ただの勉強中の人間にももちろん
そんな容赦はありません。
グループごとにご挨拶と自己紹介をさせていただき、
師匠方の質問に答えます。
「今日は、見ていてどんな感想を持ったか」
なんてのも
聞かれてみたりして。
ヘタな回答はできません。
てなことを
学生さんがたが横でなされているのを、
「ただの社会人です」
という理由で免除していただき、
正座したままほっと胸をなでおろした私。
はぁあ、
怖い。
芸の世界て、
本当に厳しい。
何度も正座のままで深々とお辞儀をしまして、
学生ともども
ようやく開放されました。
打ち上げなんかも
参加メンバーがすごすぎて、
全く気が抜けない。
緊張しすぎて
ご飯も食べられたものではない。
でも、
会話は
はずませなければならない。
し、
しんどい・・・・
二次会で、
身内だけになった瞬間、
皆揃ってぐったりでした。
(身内と言っても私にとっては師匠方なので、
私個人的には
そんなに気はぬけないのですけども)
そんな日が
けっこう沢山あるもので、
毎日ぐったりしているのですが、
これも勉強のひとつ、
こういうのをうまく切り抜けて
フリーの作家はやっていかなければなりません。
ぐったりはするけど
師匠方のお話は
大変勉強になり、楽しいもので、
日々充実は
しているのです。
頑張るぞっと。
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