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    喜寿記念桂春團治落語会

    お世話になっている噺家さんが数人、
    ここの一門でして。
    今回の会にもお一人参加されてまして。



    って
    わけでもないんですけど、


    単純に
    この落語会、
    めっちゃ面白そうやなって




    上方落語の重鎮
    桂春團治さんの喜寿記念落語会へ

    行ってまいりました。

    080405_1314~01.JPG

    右がチラシ、左がパンフレット。



    ゲストは、
    笑福亭鶴瓶さん、桂歌丸さん、桂南光さん、笑福亭小朝さん、
    柳亭市馬さん、笑福亭鶴光さん他・・・・

    TV等でも人気の噺家さんたちがわんさか。


    私が伺った日は最終日の夜公演。

    出演者は
    故桂春蝶さんの実の息子さんである桂春菜さん、
    最近繁昌亭で大きな賞を取られた実力派笑福亭三喬さん、
    東京からのゲスト、おなじみ「笑点」といえば桂歌丸さん、

    中入り(休憩)あって、

    この方の姪は泉ピン子さんです四代目桂福團治さん、
    最後はもちろんこの方、上方落語の色男三代目桂春團治さん。



    実は、
    鶴瓶さんの落語が一度聴いてみたくて。
    人情話が大変泣けるらしいんです。

    でも、
    鶴瓶さんの出られる日のチケットが取れず、
    その日は泣く泣くあきらめました。

    でも、
    いいんだい。
    千秋楽は行けたから。



    落語は、
    漫才やコントと同じで、
    当日どの噺をするのか、
    それはその日のお客さんの空気を読んで
    演者さんが決めるもので、
    行ってみないと分からないことが多いんです。

    この会も、
    春團治さん以外の方は
    何をされるのか分からない状態。


    締め切りに追われているにもかかわらず、
    降る雨なんか気にせずに
    ワッハ上方へ。


    行ってみると、
    他の日にされた演目が
    掲示されていました。

    落語の場合、
    会終了後、
    こういう表が張り出されていることが多いです。

    080330_1923~01.JPG
    なんとか見えるかな?

    080330_1924~01.JPG
    で、
    本日の演目部分は
    空いているわけですね。


    当日の演目発表は
    別の紙に手書きで途中まで書いてありました。


    桂春菜「七度狐」

    笑福亭三喬「月に群雲」

    桂歌丸「紙入れ」

    桂福團治「長屋の花見」

    桂春團治「代書」





    最近春菜さんの声がすごく好きで
    この日もとっても楽しみにしていました。
    春菜さんは「ぼっちゃん5」(お父さんが有名な噺家である5人)
    のメンバーで男前。
    でも、
    それだけじゃない、実力。
    この方の落語は聴きやすいですし、演技も、私は好きです。
    お伊勢参りのおなじみ噺『東の旅』喜六・清八のお話の一部。

    『七度狐』は、
    伊勢街道は伊賀上野へさしかかった部分の、
    お話です。
    「うちのオヤジ(桂春蝶さん)なんか51で亡くなりましたが・・・・
    喜寿、ですか!78!」
    まくらでお祝いの言葉を言われ、
    派手なこの怪談話を演じられました。


    笑福亭三喬さんの「月に群雲」
    これは新作落語です。
    落語作家小作田定雄さん作の、合言葉をテーマにしたお話。

    桂歌丸さんは、好色もの?「紙入れ」
    気の弱い間男とそれを囲う、頭がキレる女将さんのお話。
    こういう噺、個人的に好きです(笑)。
    聴き終わったあと、スッとする、てぇのが
    やはり笑いの席での醍醐味でしょうと思っているので。
    歌丸さんの演じられる、色っぽい女性は、本当に魅力的です。

    桂福團治さんのされた「長屋の花見」は
    時期だからか、最近いろんな方のバージョンを聴いています。
    今日のは原型に忠実な展開、サゲのものだったと思います。
    つい最近別の方のを聴いた際は、
    サゲが、酒樽持って殴りこんできた隣のとりまき・・・
    バージョンだったと。
    私は後者のほうが個人的に好きなんですけどね。

    桂春團治さんの「代書」
    こちらも新作落語で、大正時代のお話です。
    作られたのは、自身も行政書士(代書屋)の資格を持ってらっしゃった
    四代目桂米團治さん。
    代書を頼む人々の、めちゃくちゃな要求に翻弄される、代書屋のお話です。




    楽しく、品ある素敵な会でした。
    東西の重鎮方の落語はやはり圧巻。

    そして新作落語も、
    こうして長く残るものが
    沢山あるんですよね。

    自分が書いたものが後世にずっと残っていくなんて、
    本当に夢ですなぁ。




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