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「さし美さんは、妄想クイーン[E:crown]ですね」
と、昨日ラジオで言われました。
1242khzニッポン放送「放送サッカーズ」
火曜日おちまさとさん担当の放送で
カワベチエコさんに。
(増田アナには「グッときました」という感想をいただきました。)
そんなにアレな内容だったかなぁ(笑)?
東京おちまさと企画大学レポ⑥です。
ヒットする企画は、「これだ」という断言は、企画というものの性質上、
できない。
それは前にも書いたとおりだ。
でも、ヒットの法則というものは存在する。
そのひとつは、
「ありそでなかった」企画。
テレビの企画では、テレビっぽくないもの、
ラジオの企画では、ラジオっぽくないもの。
でも、ただ意外性のある企画だというだけではダメで、
「ありそうなのに」という部分が必要だという。
つまり、人がどれだけ求めているかどうかという基準が
必要なのではないかと私は思う。
そして、それでいて、「なかった」ものを生み出すことが、ヒットする企画の条件
である。
「レザボアドックス」「パルプ・フィクション」「キル・ビル」などの映画監督である
クエンティン・タランティーノとおちさんが対談されたときも、
タランティーノが「既成概念を壊すことが必要だ」と言っていたらしい。
おちさんもまた、「既成概念を壊す」という言葉をよく口にされる。
既成概念を壊す発想の生み出し方は、
当たり前だとされていることが本当に当たり前だろうか、と
疑ってかかることから始まる。
物事について、常に疑うこと。
それが大事。
物事は、「これはこうだ」と白黒はっきりつけるべきではない。
全てのものには両面の性質があって、
全てのものは白でも黒でもなく、グレーである。
その発想で物事を見つめることが、
人とは違う記憶を作るために必要なこと。
ただ、既成概念を壊すことは、いつの時代にも難しい行為だ。
「ありそでなかったこと」は、「ありそう」であるからこそ
実際にすでに「ある」こともある。「ありそう」なことの中から「ない」ものを見つけるのはとても困難な作業だ。
発想してみたものの、すでに世の中にその商品などが存在するとき、
おちさんは
まずその商品が売れているか(ヒットしているか)を聞くらしい。
そして、ヒットしていた場合、
「自分のベクトルは間違っていなかった」
と安心するという。
「企画ってのは隙間産業だからねぇ」とおちさんは笑う。
思いついた企画があれば、
そのベクトルが間違っていないかどうかを確認する作業も、
重要なことであるそうだ。
既成概念を壊す作業を実行することの難しさには、もう一つの理由がある。
誰もやっていなかったことに足を踏み入れると、
大概、奇異な目で見られるということ。
例えば、
おちさんがされた企画の一つに、
「固定カメラでの撮影」というものがある。
今では、ドッキリの隠しカメラや
自然な人間像を撮影するときに使われることが多いが、
当時は固定カメラでの撮影は、かなり批判の声があったという。
カメラワークがあって、面白いものができているのだから、という考え方が多かった当時。
しかしおちさんは、
固定カメラこそが、人間の自然な姿を捉えることができ、
そこに面白さや見えなかったものが表現されるのではないかと考えた。
(のではないかなと私は思います)
現在、なんと固定カメラを使用したVTR番組が多いか。
それでも、当時はかなりの冷たい目線があったそうだ。
既成概念を壊すこと。
それは新しい商品、新しい企画を生み出すとき、
まず必要な発想だ。
でもそれは実際、具体的にどういう方向性であるのか。
行動にうつし、成功してきた方だからこその、
現実を見据えた論を聴いた。
次回かその次くらいで終わるはず・・・・
レポ⑦へつづく・・・・
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